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通関士資格・おすすめ講座一覧

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ここでは通関士試験の勉強をするうえで非常に重要となる、おすすめ講座と模試についてご紹介します。

 

各講座それぞれ特徴があり、人によって合う合わないがあるので、気になるところは全部資料請求してみた上で、自分に合いそうなところを選ぶのがよいかと思います。ぜひ参考にしてみてください。

 

通学講座

この通学講座の一番のメリットは、通関や貿易の勉強が初めての人でも効率よく学習できる点です。また、講師に質問できる、同じ目標を持つ仲間がいるなど、充実した受験環境がつくれます。社会人が利用しやすいように、平日夜や週末クラスが組まれているのが特徴です。

 

(参考目安)

・学習期間:6ヶ月
・費用:20〜30万円
・向いている人:通関・貿易関係の初学者、仲間を作って切磋琢磨したい人、通える範囲に教室がある人

 

TAC

TAC(タック)は、資格取得専門予備校で、公認会計士・税理士・簿記検定・司法書士・建築士・社会保険労務士・宅建・行政書士・公務員・通関士・TOEIC・中小企業診断士など30以上の資格試験対策講座を開講しており、国内に48校(直営校23校、提携校15校)を展開しています。世間では「資格の学校」と呼ばれています。

 

学習方法は、教室で学ぶ通学スタイルはもちろんのこと、通信(Web、DVD、音声ダウンロードなど)スタイルでも学べるので、受講者の都合にあわせて選択する事ができます。

 

TACの通関士講座では、通信講座を受講することで全国の校舎を利用できるというメリットがあります。TACの校舎に出向いて自習室を利用したりできるのは、TACならではの特徴です。もちろんWeb上での質問や受講も可能なので、変化をつけながら試験対策をしたい人にはおすすめの選択肢と言えます。

 

さらに詳しく講座内容について知りたい人は、まずは資料請求をして検討してみてください。

 

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神戸大阪通関貿易教育研究社

神戸大阪通関貿易教育研究社は、神戸・大阪で展開する通関士講座・貿易実務講座のスクールです。

 

世の中に資格のスクールはたくさんありますが、通関士講座と貿易実務講座に限定して開講する専門学校はほとんどありません。この二つの講座に集中して力を入れていることもあり、通関士試験に対するノウハウをたくさん持っています。

 

仕事をしている人も通いやすいように、主に平日夜間と土曜日に開講しています。しかも少人数限定で授業を行っているので、授業に集中しやすい環境で講義を受けることができます。基礎から学べるスタンダードな通関士総合講座(レギュラーコース)は、1日3時間の授業が6ヶ月間で全25回あり、定員10名と少人数クラスなのが特徴です。

 

さらに詳しく講座内容を知りたい方はこちらをご覧ください。

 

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吉田クラス

吉田クラスは、大阪市東淀川区で開講する少人数指導の個人スクールです。講師の吉田先生は、指導歴20年以上のベテランで、長年通関士試験を研究・指導されている実績があります。

 

大きな資格講座では、授業はただ「聴くだけ」になりがちになります。その点吉田クラスでは、少人数制ならではの特性を生かし、生徒ひとりひとりの能力に合わせた講座内容にアレンジしてくれるので、納得いくまで一つずつ理解を深めることができます。

 

また、講座のスケジュールは12月スタートのカリキュラムなので、翌年の通関士試験本番まで余裕を持って準備することができます。

 

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通信講座

通信講座は、マイペースで勉強できるのが一番のメリットです。通学講座と同じカリキュラムを提供する通信講座と、通信教育の専門会社が提供する通信講座があります。他にもDVDやビデオなどが利用できる講座もあります。

 

(参考目安)

・学習期間:6ヶ月

・費用:テキストのみ5万円~ビデオ・CD付き15万円

・向いている人:在宅で学習したい人、通える範囲に教室がない人、独りでも勉強が続けられる人

 

LEC東京リーガルマインド

LEC(レック)東京リーガルマインドは、全国に提携した学校があり、通信講座・通学講座から受講スタイルを選ぶことができる資格取得支援予備校です。特に「法律系」と呼ばれる弁護士や司法書士、弁理士、行政書士、通関士などの難関の資格講座にて、毎年多くの合格者を輩出していることから「法律のLEC」とも呼ばれています。

 

しかし、通関士試験では生講義を聴講できる完全な通学講座は用意されておらず、パソコンでWeb通信+WEBダウンロードという形態か、もしくはDVDで受講する通信講座のみです。スマホも対応しております。

 

LECの一番の特徴は、選べる講座の種類がとても豊富であるという点です。セットのコースには、初学者向けのものと学習・実務経験者向けのものの2種類があり、その他にも入門講座や通関実務対策をはじめとしたバラ売りの講座の種類がとても充実しています。セットコースまでは要らないけれど、自分の弱点などをピンポイントで教わりたいという方には選択肢が広がるのでおすすめです。

 

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日本関税協会

日本関税協会は、通学・通信ともに講座を開講している公益財団法人です。※2020年以降コロナの影響により通信講座のみ開講。

ちなみに、国際物流業界で働く人の間では、通称「関税協会」という名で親しまれています。

 

関税協会は、日本で最初に通関士の通信講座をスタートさせており、50年以上の実績がある協会です。関税協会が他の資格講座と異なるところは、公益的な活動をしているため通関士試験の主催者である財務省関税局や税関とのつながりが強いところです。

 

また、テキストや問題集を監修しているのは、試験と実務に精通した元税関研究所の教官であるため指導力には定評があります。ただし、そんな財務省関税局や税関とのつながりが強い関税協会とはいえ、通関士試験本番の内容がリークされたり、その他不正行為が行われているということは一切無いので、くれぐれも変な期待はしないようにしてください。

 

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マウンハーフ

マウンハーフは、通関士資格業界では知らない人はいないと言われるぐらい、とても有名な先生である片山立志氏が代表取締役を務める会社で、通信教育事業のほかにセミナーの開催や企業研修なども行っています。また、通関士資格の書籍も多数あります。

 

片山立志先生の率いるマウンハーフ・メソッドに裏付けられた通信講座は、通関士試験初心者の人から非常に好評です。通関士講座のなかでも用途に合わせてコースを選択することができるので、ビギナーからステップアップ目的の方まで幅広く対応しているところが一番の特徴です。

 

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ユーキャン

ユーキャンは、資格・学びの通信教育として有名なスクールです。おそらくあなたも一度は聞いたことがあるでしょう。誰もが知っているという意味において、安心感はあると思います。

 

それ以外にも大きな特徴として、ユーキャンは挫折しないで継続した学習をすることをコンセプトにカリキュラムがしっかり作り込まれているため、科目別に基礎→応用→実践と着実にステップアップすることができます。コツコツマイペースに学習を進めたい人には特におすすめです。

 

また、テキストについては他社と比べると図解や補足を多く取り入れている印象があるので、専門用語がなかなか覚えられない人でも安心して学習することができます。

 

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フォーサイト

フォーサイトは、教室を持たないなど徹底的なコスト管理によって「良質な学習をより低価格で」をモットーとしている通信資格講座会社です。

 

それは講座内で使用されているテキストにも反映されていて、テキストの厚さは従来の3分の2に凝縮されています。これは、試験の合格点をクリアすることを最優先目標に掲げていることもあり、合格するために必要な知識を厳選しているので極力無駄な部分が省かれているためです。

 

要点だけを効率的に学習したい人や、必要な知識を短時間で身に付けたい人にとってはおすすめです。また、費用に関しは、通関士の通信講座全体の相場価格の10万円と比較するとかなり安くお得になっているので、講座の費用を抑えたい人にもおすすめです。

 

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アガルート

アガルートは、「オンライン完結の講義と充実のサポートで最短ルート合格」をコンセプトにしている、通信資格講座会社です。うさぎとかめのユニークなテレビCMや広告を思い浮かべる人もいるかもしれません。

 

アガルートの通関士講座の一番の特徴は、1回あたりの講義が10分間と非常にコンパクトにまとまっているので、隙間時間でも集中力を保って勉強することができる点です。

 

さらに講義の音声ダウンロードが可能になっているため、オフラインでも視聴ができます。ダウンロードすれば、Wi-Fi環境がない場所や飛行機の中でも視聴することができるので、スマホがあれば時間や場所に関係なく勉強できる点も大きな魅力です。また、受講料が安いうえに、合格特典として全額返金制度やお祝い金贈呈などがあるので、金銭的な優位性もかなりあります。

 

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みこ会

みこ会は、SNSを中心に急成長した会員制オンライン指導会です。会員の方は、みこ会サイトの記事を閲覧できるとともに、勉強していて分からないことが出てきたとき、会の先生であるみこさんに質問することができます。

 

また、会のオリジナルテキスト「課税価格の決定」や過去問アプリを利用することができます。すべてオンラインでのやり取りになるので、世界中どこにいても参加できます。

 

みこ会の一番の特徴は、なんといっても相互交流を目的としたSNSをうまく活用して、通関士試験受験生の情報や経験を幅広く吸い上げて運営されているという点です。主催者側の一方的な情報発信だけではなく、受講生の方々とも交流を行い、今の受験生がどんなことで悩んでいるのか、それをどうすれば解決できるのかといった生の声を知ることができます。

 

さらに詳しく指導会の内容を知りたい方はこちらをご覧ください。

 

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通関士模試

通関士模試を受ける一番の目的は、現在の実力がどの程度のレベルにあるかを客観的に測るために受験する人が大半です。

 

しかしそれ以上に、本番さながらの会場の雰囲気や各受験科目のペース配分、休憩時間に昼食を取るか取らないかといった、現場でしか味わえない雰囲気を実際自分の肌で感じ、通関士試験本番をシミュレーションする場として使えることが一番の醍醐味です。

 

特に本番では、時間配分を誤りがちです。他の受験生に圧倒されて、雰囲気に飲まれてしまうことも予想されます。それを本番前に経験しておくことは大きなアドバンテージになります。一人黙々と過去問を解くのとは、また一味違った経験値が得られるでしょう。

 

以下、おすすめの通関士模試をご紹介します。

 

TAC主催「通関士全国公開模試」

・実施日:例年は9月上旬 9:30~15:30 ※試験本番と全く同じスケジュール
・実施会場:全国8会場(渋谷校、八重洲校、横浜校、津田沼校、名古屋校、梅田校、神戸校、福岡校)+自宅受験
・受験料:6,100円(税込)
・成績表公開日:9月中旬
・模試の解説講義:実施日翌日

 

⇒ 詳細はこちらをクリック

 

LEC主催「全日本通関士公開模擬試験」

・実施日:例年は9月上旬 9:30~15:30 ※試験本番と全く同じスケジュール
・実施会場:全国9会場(水道橋本校・静岡本校・名古屋駅前本校・富山本校・梅田駅前本校・広島本校・高松本校・福岡本校・金沢校)+自宅受験
・受験料:4,080円~(税込)
・模試の解説講義:各受験形態によって随時配信

 

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日本関税協会主催「通関士模試」

・実施日:例年は8月下旬 9:30~15:30 ※試験本番と全く同じスケジュール
・実施会場:※2020年度からコロナウイルス蔓延防止のため会場受験は実施していません。在宅受験、会社受験のみでの実施となります。
・受験料:6,600円(税込)
・結果の連絡:判定結果(A~Eまでの5段階評価で合否判定)は、9月中旬を目途に郵送

 

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日本関税協会とは?

日本関税協会とは、公益財団法人であり、通関士本試験を主催する税関とは別の組織になります。

日本関税協会の目的と役割は、日本の関税政策及び関税制度の確立並びにその適切な運営を促進し、もって公正かつ自由な経済活動の機会の確保及び促進並びにその活性化による国民生活の安定向上及び日本経済の振興に寄与すること。

引用元:公益財団法人「日本関税協会」公式サイト

 

以上、3つの模試が代表的です。

 

費用は本番の試験より高くなりますが、試験本番に近い経験値を得られるので、3つの模試のうち一つは受験することをお勧めします。

 

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この記事を書いた人

中村英俊-Nakamura Hidetoshi

現役通関士@8年目

中村英俊-Nakamura Hidetoshi

1985年愛知県生まれ。中京大学卒→セントレアで航空貨物の通関士として5年勤務→ワーホリでフランスへ1年間遊学→高野山の宿坊で1年間僧侶見習い修行→大阪で1年半浪人生活→箱根の外国人観光客向けゲストハウスで半年間住み込み勤務→30歳でセールスコピーライターとして独立→現在は、横浜で海上貨物の通関士として働く傍ら、ブログやメルマガで自身のライフスタイルを情報発信したり、本の執筆活動をライフワークとしている。 モットーは文武両道。サッカー日本代表の熱狂的なファン。